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2005年 09月 14日
September 12 in Rome
早朝に目覚める。まだ4時。外も室内も暗い。暗い部屋でガサゴソと顔を洗ったり、着替えたりする。散歩するにもまだ外は暗いので、エントランスそばのベンチで今後の予定を立てたり、本を読んだりする。

明るくなってきたので、外を歩く。昨日暗くて分からなかった周辺の景色が見えてくる。古いものも新しいものも、なんとなく全体的に建物が重厚である。

昨晩何も食べず、お腹が空いていたのを思い出して、駅でクロワッサンを2つ食べる。駅のオフィスが開くのを本を読みながら待つ。レイルパスのバリデイションと、バルセロナへの夜行列車のチケットを購入。

宿に戻ったら、相部屋のほかの人たちが目覚め始めていた。受付で朝食券がもらえたので、それで2回目の朝食。建物の1階に入っているレストランへ。ここでもクロワッサンだった。カプチーノがうまい。インテリアがクールだった。石と鉄の直線的な構成。

9時くらいにチェックアウト。再び重い荷物を抱えて駅へ。タクシーをつかまえて、University of Washington Rome Centerへ向かう。荷物を置きに行くためだ。市場を開いてにぎやかな広場に面した建物だった。入り口は分かったものの、目的のドアがわからない。ちょうど同じプログラムに参加する女の子がボーイフレンドと一緒にやってきた。彼女たちは今朝到着したらしい。空港からタクシーできたらすごく高かった、とぼやいていた(80ユーロ)。

建物の三階に上がって、スーツケースを置く。ようやく身軽になった。
彼女たちと別れ、パソコンをいじってみたが、ネットにつながらない。あきらめて、歩いてTermini駅へ向かう。途中いくつかの史跡の横を通る。その規模に驚く。ディズニーランドのようなテーマパークをはるかに凌駕する規模だ。やっぱホンモノはすごい。

駅で少し待ってから、まずはミラノへ向かう。ローマから6時間。ユーロスターなら1時間以上早いが、料金が加算されるし、夜行列車で余分な料金がかかったので、これはやめておく。車中では景色をみたり、本を読んだり。ミラノには少し遅れて7時過ぎに到着。生ハムのパニーニとブドウと水を買って、バルセロナ行きの夜行列車に乗り込む。

2人部屋だが、どうやら相部屋のひとはいなかったので、夕食を取ったりしながらひとりでくつろぐ。気がついたら座席でうとうとしていたとき、女性の車掌さんがやってきて、手際よく座席をベッドに変えてくれた。今日も早々に寝てしまう。

by ogawa_audl | 2005-09-14 12:42


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