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2009年 12月 25日
デザイン・スタディ
劇場は、舞台が入る背の高いステージハウスと、客席が入るU字型のホールが
くっついた状態のボリュームが一般的で、
これをそのまま立体として立ち上げると、タンクがついた便器みたいになる。
それも超巨大な便器。
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これをどう避けるか。周りを巨大に覆って便器のカタチを隠してしまうようなプログラムもないし予算もない。

日曜日にひとり仕事場にて、上司に任されたカタチのコンセプトについてスタディする。8時間ほど。
最初に思いつくコンセプトのダイアグラムを簡単にスケッチして、模型を使って形にしてみる。
まずは、内部のプログラムで決まってくるボリュームをつくる。
つぎに、その周りを、厚紙で覆ってゆく。
どんどんつくる。それぞれで何をしたいのかを明確にしながら。
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明けた月曜日の朝、パートナーのマークも交えてチームディスカッション。
昨日つくったものを、一通り説明しながら模型と共にみせる。
みんなひとつひとつを見ながら、思うところを発言。ときに模型に手を加える。
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で生き残ったのが、2案。
ひとつは、個人的にも好きなWrapping案で、もうひとつは四角いボリュームが集まったようなCubism案。
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北側のプラザとか川とかのつながりを表しつつ、正面はクラシカルな表情を維持するWrapping案は
皆がエキサイトしたし、実現できれば結構おもしろいことになりそう。
Cubism案は、プランへの影響が少ないうえ現実的だということで。

その日の午後と翌日、担当になったWrapping案について、3Dでオプションを8案ほどつくる。
上司とミーティングの後、それぞれ再び模型をつくる。
その中で、一番飛躍したカタチが下の模型。元気な動き。見る角度によって印象もかわる。
新と旧の主従関係が、角度によって入れ替わる。
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模型は建築デザインに関してはいまだに最良のコミュニケーション・ツール。
3Dは、読み取ろうとしてくれる人と、ほぼ素通りしてしまう人との差が激しい。
今の職場で3年ちょっと働いて気づいたのは、いいプロジェクトとして完成するものは、
予算の大小に限らず、でかい模型をたくさんつくっている。
だから、今回も率先してでかい模型をつくるように仕向けている。
指示されていないのに勝手に巨大な部分模型を作ってしまって上司の機嫌が悪くなることもあったけど。

来週から休暇で2週間近く抜けるけど、帰ってきて全く案が変わっていたりしないかちょい不安。
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by ogawa_audl | 2009-12-25 09:44
2009年 12月 22日
スティーブン・ホール本
数年前にも同じことがあったのですが、
Steven Hollがシアトルの建築専門書店Peter Millerにてサイン会。
新しい本Urbanisms: Working with Doubtの売り込み。
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というか半分帰省のついでなんだと思うんですけどね。前回もクリスマス前でしたから。
今晩はベルタウンのAce Hotelに滞在すると言ってました。
結構混んでいたので、あまり長話する時間はなかったのですが、
サインをもうらうときにひとつだけ聞いた質問は、
20世紀の建築と比べて21世紀で起こる新しいことは?
というもの。
ベタな返答でしたが、
「環境建築がどこでも起こるようになる。
 これ見てよ。中国で最初のLEEDプラチナのプロジェクトなんだよ。はっはっは。」
と、本の表紙を指差してました。
スティーブン・ホールも、環境建築に真正面から取り組んでいるんだなと。

書店内は、学生とか若者よりも、シアトルの教授陣や個人事務所をもつ建築家が多かったです。
派手なオレンジのスカーフと、同じオレンジの靴を履いたホール氏は、
ワインでいい気分になっていらっしゃいました。
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by ogawa_audl | 2009-12-22 12:07
2009年 12月 18日
風邪も気合で
寝起きが悪い上に喉が少し調子悪くて、よくないなと思ったら、案の定午後から発熱。
仕事の後、家で熱を測ったら38度8分。
しかし、翌日はどうしても出ないといけないミーティング+図面の締め切り。
梅干を食べまくって12時間近く寝た翌朝は、熱も37度台まで回復。
これなら行ける、と仕事へ。
忙しいので体調も気にする暇もなく、気づけば夜の9時。そして熱はすっかりおさまっていた。
梅干と睡眠と気合で治った。まだ喉の調子は完治していないけれど。

現在のプロジェクトで、リノベーションと劇場の事例を収集していて発見したサイト
ちゃんと建設中なんですね。写真あり。建物の歴史的変化も詳しく紹介。
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by ogawa_audl | 2009-12-18 06:26
2009年 12月 15日
たまには昼間にやってることも
仕事でデザインについての議論をしていて、ふと。

抽象=純粋

とは言い切れないのではないかと。

複雑な純粋もありうるかなと。

それともうひとつ、内部のプログラムを外部のボリュームによって見せることの意味とは何ぞや。



でもとりあえず、ようやくデザインのコンセプトについて議論する時間ができたのはいいこと。
ここ2ヶ月は機能とコスト(面積)ばかりに時間をとられていたので。大事なんですけどね。

プロジェクトは、テキサス州サンアントニオに第一次大戦の戦没者追悼のために1926年に建てられた講堂を劇場に変えるというもの。
国に登録された歴史地区に立地していて、既存のライムストーンの外壁は残しながら、
内部に新しい大劇場と小劇場、それに付属する部分を増築するというもの。

古いものと新しいもののコントラストが出てくるなかなかユニークなものになりそうです。
予算はきついのであんまりいい材料はつかえないんですがそこはアイデアでカバー(の予定)。

敷地の南側はフォーマルなプラザ。
北側は川に接していて、川にはリバーウォークと呼ばれる遊歩道があり、この街の公共空間のアイデンティティとなっている。
現在の敷地はリバーウォークのレベルと断面的に分離しているが、その間を階段状につなぎながら、
屋外劇場も組み込むという設計。

プラス、個人的には、テキサスの強い日差しを使えるいい機会なので、光で何かおもしろいことが出来たらなという思いも。

↓敷地
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↓既存の講堂
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↓敷地模型写真。既存部分の白い模型は3Dプリンターによるもの(経費$850)。
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↓部分模型写真(と同僚のエリック)。メインロビーのスタディのため。既存部分の壁はレーザーカッターで切り出したものを何層も重ねて。
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劇場部分のボリュームはとりあえずの機能的なカタチ。
ここからどう変形してゆくか。
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by ogawa_audl | 2009-12-15 13:33
2009年 12月 14日
続けて
二晩続けてコンサートへ。
この夜はZero 7を。
音響工学を学んだHenry BinnsとSam Hardakerが結成したイギリスのバンド。
女性ボーカルはいろいろ入れ替わっています。
ダウンテンポなものが有名ですが、アップテンポなものやダンスミュージックもあったりいろいろ。
二人の女性ボーカルがいい声でした。アコースティックギターを弾きながら伸びのある声で歌うOlivia Chaneyと、パンチのある声のEska Mtungwazi

個人的に一番好きな曲はこれ。

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by ogawa_audl | 2009-12-14 01:46
2009年 12月 13日
忘年会みたいな
勤め先で毎年恒例のクリスマスパーティが開催されました。忘年会みたいなものです。
金曜の夕方4時半から。去年は派手めだったものの、今年はかなり地味でした。
普段のハッピーアワーをちょっとパワーアップさせました、くらい。
今年のunusualな状況を踏まえてのことなので、皆仕方ないよね、といった空気。
ドレスアップしている人も少なめ。
でもまぁワインを飲みだしてしまえば、それなりに楽しい会話も生まれるし、いい時間でした。

その後、同僚と3人で、kaskadeのショーを見に行く。
このDJの音は、仕事で単純作業をしているときなどに時々聴いたりしています。
ノリノリでございました。
でもノリノリが悪ノリに転じて、やらなきゃいいのにテキーラのショットが発生。







翌朝は二日酔いで頭痛。
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by ogawa_audl | 2009-12-13 10:59
2009年 12月 07日
endless nightmare
詩的で素敵。絵も音も。
ENDLESS NIGHTMARE
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by ogawa_audl | 2009-12-07 13:34