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2008年 09月 27日
日本の一時期を思い出します
昨日バス停までダウンタウンを歩いていたら、テレビの中継車が目に付いた。
何事だろうかと家にもどってニュースを見たら、
シアトルに本拠地を置く銀行Washington Mutual (通称WaMu)の破綻と
JPMorgan Chaseによる吸収。
東海岸からずっと流れてきた不況の波が大きくなって最終地点の北西ではじけたイメージ。
東からドミノがパタパタと倒れてきて、最後にでかいピースが倒れたような。

WaMuには口座を持っていないので、そういう意味での不安はないのですが(株主は大変だろう)、
シアトルにおいてWaMuは経済でも文化的な援助でも大きな役割を果たしていた印象があるので、
そのあたりの今後が気になる。
数年前に美術館に隣接する自社ビルを建てたばかりだったのだが。
Morgan Chaseの管理下に置かれることによって、シアトルの独自性や独立性を出していくのが難しくなるかもしれない。
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by ogawa_audl | 2008-09-27 00:34
2008年 09月 26日
短距離走でした
先週木曜に現在取り組んでいるプロジェクトの基本図面を提出し、
ようやくまともな労働時間になってまいりました。

ということで、後回しにしていたコンペ作業を。
日本の某アイデアコンペです。
土日月火の4日間で作業。日~火は2徹でかなりしんどかった。
水曜の朝にFedexで郵送。いってらっしゃい。がんばっておいで。

最近の意識としては、物理的な存在としての建築で何ができるのか、を考えているような気がします。

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by ogawa_audl | 2008-09-26 12:50
2008年 09月 26日
White House Redux
49ヶ国から500案が提出されたホワイトハウスデザインのコンペ。
12枚以内のPDFか、ユーチューブにムービーをアップするという方式でした。

結果は

入賞ならず。賞金ゲットできず。
審査の様子のビデオ

500案のうち、123案が本に載るらしく、
さらにそこから審査員により選ばれたショートリスト47案が
ウェブ上で公開されて、なんか投票が起こっております。
僕のも一応そこには残っていたようです。
Yoshi Ogawaの案

が、気持ちは

「参りました。完敗でございます。」

ほかの案みたら、みんな頑張っている。よく考えている。激しい。いけてる。



反省点と学んだ点も少々。

・ この手のコンペはイケイケのアイデアが強いよう。建築的整合性などはそっちのけ。グラフィックも含めてインパクト重視。
・ 用紙のサイズが小さくて枚数が多いときは紙芝居的に、1枚に1アイデアでわかりやすいプレゼンに。時間に追われたやっつけのプレゼンじゃだめだよねそりゃ(反省)。
・ 文字の色や大きさでインパクトを。文字をプレゼンのデザインの一部に。

次に活かしまする。
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by ogawa_audl | 2008-09-26 12:29
2008年 09月 18日
ちょっとしたことが気分を変えてくれたり
7時に出勤してパソコンにログインして、
ネットからPandora.comにアクセスし、
ヘッドホンでその日の気分に合う音楽を聴きながら
作業に入っていく。
傍らには、アメリカーノ、オレンジジュース、野菜ジュース、ジャスミンティー。液体ばっか。

たとえ気に入らないデザインであっても、その部分を考えないようにしたら、
図面を仕上げるのは単純作業としての楽しさのようなものはある。
どう効率よく早くきれいに仕上げるか、とか。ゲーム感覚か。

途中、メールでちょっとうれしいニュースなどが入ると気分もだいぶ変わる。

日本にいる友達に赤ん坊が生まれたという写真つきのメールとか。

UWの同級生二人が婚約したからパーティするぞ、のメールとか。

ホワイトハウスのコンペで出した1冊の本にまとめられて、
そこに自分のも載るという通知のメールとか。
さっそくその本を記念に注文。
ニューヨークで展示もされるらしい。
自分の手からはもう離れているけれど、誰か知らない人に見てもらえるというのはちょっとうれしい。
結果発表は来週。

木曜に図面を仕上げた後、金曜はチームで休みをとるらしいので、3連休。
今週末はコンペ作業にあてる予定。
体力的にはいつもしんどいけど、頭はストレス解消している気もする。
作業の主な目的は頭に浮かんでいる絵をおこすこと。

ひとりで絵を描いて、出来上がって満足感にひたるのは、
子供の頃から変わっていない気がする。
小中学生の頃も、熱中したら座敷に篭もって徹夜して宿題の絵を仕上げていた気がする。

今描きたい絵(建築系)が4つくらいたまっている。
もっと時間があればいいんだけど。
一方で、しばらくいくつかのアイデアを頭の中で同時に泳がせておくと、
どれも少しずつ強化されていくのも確か。
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by ogawa_audl | 2008-09-18 13:58
2008年 09月 17日
短い付き合いでした。。
とても気に入ってたけれど突然の別れ。
さよなら、コンセプト。。
また会う日まで。

女上司と戦ったけど覆らず。そして冷戦へ。。
僕のプライオリティはコンセプトを貫いていいものをつくること。
彼女のプライオリティはパートナーの機嫌を取ること(なので、彼の言うことにはノーと言わない。気に入られて昇進したいというのもわからんでもないが)。
コンセプトに同意していたはずの彼女はさらっと手のひら返し。見事。

イライラが続いた後、テンションが下がり、楽になるために創造性のスイッチをオフにする。
一応、生産性のスイッチはオン、のつもりだけどやっぱりモチベーション低下によってそれもやや下がる。
締め切りが近いので、気に入らなくてもとりあえず図面を仕上げないといけない。
気が乗らないけど残業。
ストレスで頭痛。

あとでコンセプトが戻ってくることに願いを託す。きびしそうだけど。

なんかもういろいろね。
アメリカの景気もやばそうだしね。。
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by ogawa_audl | 2008-09-17 14:51
2008年 09月 16日
体内から
どうも疲れが取れない。ずっと内臓が疲れている感じ。
まだエネルギーが湧き上がってこない。
今週は無理しないといけないというのに。
こんなときはRed Bull飲んで乗り切る。
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by ogawa_audl | 2008-09-16 00:15
2008年 09月 14日
クールハースは来なかった
ダウンタウンの図書館で元OMA-NYのパートナーで現在REX代表のJoshua Prince Ramusのレクチャーへ。
(ちなみに現在のOMA-NYの代表は日本人の重松氏。しょうじさんが教えてくれた彼のビデオはこちら)
当初はレム・クールハースが来ることになっていたので楽しみにしていたのだが。。

Rrince Ramusのレクチャーはシアトルでは2年連続です。
去年はかなり強気の発言があったけど、今年はメインのプロジェクトが不況やらクライアントの事情で
ストップして事務所的にもピンチだという噂も聞いていたので、少し発言が大人しくなったような。
友人Marloの友達がREXで働いているらしく、以前それについて、給料出てんの?と聞いたら「Nothing」と言ってたし。

これまでの既成概念にとらわれずに、シンプルにクライアントの要求に応えることで、
奇抜なダイアグラムにいたる。そしてダイアグラムのまま途中のデザインをクライアントに見せないで、
あるとき完成図のレンダリングをバーンと見せる。クライアントもそれを見て「イイじゃなーい」となる。
途中のデザインを見せないというのは味噌かも。
途中段階のデザインを見せることで、あれこれクライアントの好みのデザインを押し付けられて
結局わけのわからんものになる、という場面に仕事上で何度も遭遇した経験があるので。
クライアントがデザインに対して注文をつける隙を与えない、といううまい戦略だなあと思う。

そして前回と同じく、アメリカにおける建築家の社会的な立場についての言及。
アメリカのシステムと戦う彼。がんばれプリンス。

アメリカはつくづく「システムの国」だと思う。
効率は上がるが、失うものも多い。そして一度失うと取り戻すのは非常に困難で時間もかかる。
出来ることよりも、出来ないことのほうが増えるんじゃないかとも思う。
建築を作るという場面でも、カタログ化がますます進んでいるし。
一方で、ひとたび新しいシステムが流れに乗ると、それが加速して一気に広まるという一面もあるが。

彼は東海岸のいくつかの大学で教鞭もとっているらしい。
教育現場での話や、自分の事務所での若手の採用についての言及も。
それを聞いていると、どうもアメリカの建築教育には納得していない様子。
アメリカよりもヨーロッパで建築教育を受けた人を採用するとか。
建築ではなく化学を専攻した人を採用するとか。
学生がノーと言えるようにする教育をしたほうがいいとか。
実際に働く場面を想定して大学教育現場を変えていく必要があるということでしょうか。

ニューヨークに住んでいたことがある友人ダンが面白いことを教えてくれた。
彼の友人がPrince Ramusのスタジオを取ったことがあって、
彼のことを「ロボットだ」と言っていたらしい。
その真意を聞くとこう。
毎朝3時に大学に来て、5時間競技ボートの練習をしてから、スタジオで教えだし、
誰よりも遅くまでスタジオにいる、とのこと。つまり遅くとも夜中までいるということ。
「それやと、いつ寝てるん?」「わかんねぇ。。」とダンとうなる。
知力のほかにも、体力も重要な要素のひとつのようで。
たしかに、Prince Ramusは180cm越えの長身でマッチョでした。
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by ogawa_audl | 2008-09-14 23:05
2008年 09月 14日
仕事上の良きリーダーとは?
この一週間は忙しすぎた。
完全に上司のデザイナーたちに踊らされた。
しかも踊らされているのがわかっているのに踊らなければならない状況は精神的疲労が来ますね。

どう考えても、間違っていると確信できることでも、上の命令なら
スタディしないといけない状況も時には出てくる。
で、結局それがうまくいかないことが彼らにもわかって、
元のデザインに戻る。結果、時間とお金を浪費する。
それにつき合う人間のモチベーションも下がる。
後々のスケジュールにもしわ寄せが来てまたしんどい目に会う。
これは理想的なリーダーとは言えない。

理想的なリーダーは(特にデザイナーでは)、クリエイティブに、そしてプロダクティブに事を進める必要がある。
正しい判断をすぱっとできる人間。時間も短縮。それにより予算にも余裕が出てくる。

では正しい判断をすぱっとするにはどうしたらいいか。
今のところの僕の考えでは2つ。
優れたイマジネーションと、経験からくる判断。
そしてそれらを駆使し瞬時に思考してから指示を出す。

イマジネーションは、脳の中である程度3次元的映像なり、将来的予測なりの正しい判断をするので、
事前に選択肢を絞り込むことができ、無駄な作業時間を省くことができる。
これは、いろんなものを見たり考えたりする訓練によっても鍛えられるし、
才能と呼ばれるものも含まれると思う。

経験による判断は、それまで携わったいくつものプロジェクトの中で起こったことを事例として、
予測したり無駄を省くことができる。年長者が上司に多いのもこれがあるから。
特にアイデアと予算とのバランスはある程度の経験がないと正しい判断は難しい。

追加すると、一緒に働きやすいデザイナーの上司は、コンセプトに一貫性があるひと。
そしてできれば、仕事に個人の日々の感情の浮き沈みを持ち込まないひとがいい。

コンセプトに一貫性があって内容に納得できるものであれば、長時間の労働に対しても
モチベーションを保ちながら進んで取り組むことができるのだが。
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by ogawa_audl | 2008-09-14 03:20
2008年 09月 10日
無事に
研究室の後輩で、今年からUWに交換留学するMさんと空港で会う。
友人のDylan&Marloのカップルと一緒にお出迎え。
サンフラからの飛行機に不具合があったみたいで遅れたりしてちょい大変だったみたいだけど
無事シアトルに到着しましたよ、研究室の皆さん。

さらに神戸に交換留学していたKarenとも偶然に空港で会う。
前よりも細くなってたような気がする。日本食の効果か!?
(逆に僕は前よりも・・・アメリカ食の効果だ!)

Dylan, Marloと4人で彼女のウェルカムディナーへ。
うちの近所のアメリカ料理の人気店へ。
近いけどいつも込んでて入ったことがなかったので今回が初。
味は家庭料理風でなかなかいける。量はやっぱ多い。2.5人前くらいありそう。

車窓から見るシアトルの風景やアメリカのシステムに反応する彼女は新鮮でいいです。
自分もああだったなぁと昔を思い出します。英会話は僕はぜんぜんダメだったけど。

いろんなものを見て感じて考えて、彼女にとって密度の濃い一年になるといいです。
お土産いただきありがとうございました。お茶大好きです。酒よりお茶派です。
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by ogawa_audl | 2008-09-10 14:26
2008年 09月 09日
気持ちのいい天気が続いています
先週は少し風邪気味になってしまい、無理がきかない大人しい生活。しつつも時々飲みに連れ出される。

運動も控えていたので体力も落ちる。

運動して体力の貯金 → 忙しくなるがその貯金で乗り切る、が終了後、体力が落ちる → 再び運動して体力の貯金

の繰り返しをしている気がする。大体1週間単位で。

仕事も忙しくなっているので自分の時間もなかなか取れないのが問題。
チーム内の4人中2人が、新しく入ってきたひとたちなので、
テクニカルな部分でのサポートも含めて予想よりもちょい仕事の負担が多い気がする。
途中から入ったチームだけど、うーん、そんなにうまくいってなさそう。
ありがちだけど、プロジェクトマネージャーとリードデザイナーの仲が。。
僕はイライラせずに、平常心でさらりと望むように心がけてます。
水面ではのほほんと、水中では高速で作業。
今のところコンセプトが明確なので、これだけはなんとしても死守しようというのが個人的な思い。

今の職場で働きだしてからちょうど2年たつ。
ようやくウォルト以外のパートナーも僕の意見に耳を傾けてくれるようになったし、
ミーティングでの意見も普通に言えるようになったように思う。
システムと英語に慣れたことが大きいように思う。コンペの影響も多少あるかな。
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by ogawa_audl | 2008-09-09 23:56