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2007年 10月 18日
スイッチ・オン
なーんかストレスがたまってるな、と思っていたけれど
なかなかそれが改善されない。それがなぜだかわからなかった。
日常は忙しくも平和に過ぎてゆく・・・ってこれか!

忙しさとかいろいろな制約とか上司のデザインとかになんとなく慣れつつあった。
頭ではだんだん慣れていたようだけど、ひそかに心と体がそれに反発していた。
それがストレスとなって現れていた模様。

攻めなきゃ。
常に前のめりになって攻めんといかん。
せめて異国にいるこの限られた時間だけでも。
たとえ考えていることが、仕事上のプロジェクトで実現できなくても、
それを越える大きなアイデアやデザインを考えつづけないといけない。
建たなくてもいい。せめてポートフォリオに残れば。

と帰りのバスで揺られながら考えていたら
急にテンションが上がってきた。
いい傾向。脳内の血流が上がってきた感じ。維持しなきゃ。

来年は環境を変えよう。
今ある権利を最大限に使うべき。
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by ogawa_audl | 2007-10-18 11:02
2007年 10月 07日
プライドがほしいんだそうです
仕事の後、模型をつくるエリアで韓国人の同僚と結果的にかなりの長話。
彼はちょっと変わってて、典型的な韓国人とは全く逆のタイプらしい(本人が言ってます)。
例えば、サッカー観るのがが好きじゃないとか、日本のテレビ番組が好きとか、
最近の母国の若者の右傾化に大反対だとか、家族的に集まる韓国人同士の付き合い方が苦手だとか、いろいろ。
そんなかんじで、韓国の情勢をいつも憂う彼。
いつもは穏やかな彼のいろんなグチ(アメリカ、仕事、母国、etc..)を長いこと聞くことになったのですが、
うんざりしたのではなくて、いろいろ発見があって実はかなりおもろかった。
全部書くとえらい量になるので簡単にポイントだけ。

アメリカのことは主に、
クライアントがデザインに対して保守的で新しいことができないよねー、
という感じ。これは僕自身も今やってるプロジェクトでつくづく感じている。
あとは、韓国や日本などアジア人の領域認識と欧米のそれとの違い。
欧米の個人の領域は己の身体のみ。だから土足だろうが服が汚れようが気にしない。
あとでシャワーできれいになればオッケー、みたいな。
逆に土足だからこそ、部屋も玄関もストリートもずらずらーっとつながっているから
ストリートもリビングの延長として成立する。
一方、東アジアの文化では、個人の身体領域がもう少し大きい。身体-部屋-家、くらいまで。
だからその領域は清潔でいたい、みたいな。
最近は家で靴を脱いで生活するアメリカ人もよく見かけるし、潔癖症のひともいるだろうし、
逆に地べたに座り込む日本の若者もいるわけだから、一概にそうとは言えないけれど、
全体的には確かにそうなんでしょう。
芦原義信の著書を思い出してました。韓国人も似たような感覚を持ってるんですね。

仕事のことは、彼のチームの上司がいろんな面でイケてない、みたいな。
(まあ、このへんのグチはいつの時代もどこの場所でも、ね)

最後に、韓国のこと。
これが知らないことが多くて面白かった。
つまり発見が多かった。発見があるといつも楽しい。

簡単にまとめると、韓国の若者が右傾化するのは、「プライド」がほしいからなんだ、と。
そしてそのために、メディアが、いつもいつも経済もスポーツも含めた様々な分野で
「今年コレコレが世界で○位」
ということを放送するんだとか。
で、なんでもかんでも「世界で1番」を目指そうとする国民性があるそうな。
でもそう簡単になんでも世界で1番になるわけではない。
だから目指すプライドがすぐには手に入らない。
それが、若者の極端な右傾化につながっているそうな。
なぜならそれがてっとり早いから。
民族を持ち上げることでとりあえずのプライドは生まれるから。
彼はそれを外から冷静に見ていて問題視している。
とくに、明確な根拠なく、だれかがAと言うからみんなAと叫べ、みたいな短絡的なことがあかん、危険だ、と。

なんでもかんでも1番をそんなに熱くなって目指そうとするのは、なんで?と質問したのですが、
やはりプライドの部分ぽい。
でも、彼の話を聞いているとそれだけではないんじゃないかな、という気がした。
どうもそういう国民性をつくりだしやすくしている社会的なシステムがあるようで。
それは極端な競争社会とランク付け。とりわけ大学入試。
彼の国では、大学のランク付けがかなり明確で、それで将来も決まってしまう部分が大きいとのこと。
少し前の日本の状況をもっと極端にしたような状態らしい。
そういうランク付け的な生き方を子供のころから強制させられ、それが死ぬまで続く、みたいな。
彼が言うには韓国での暮らしで満足を感じている%はかなり低いとのこと。
そういう背景があるみたいです。

では、ランキングとは別の、文化的な特殊性とかあるんじゃない?
と聞いてみた。
薄学な僕は初めて知ったのですが、韓国の伝統的な文化は「ナチュラルさ」らしい。
建築も衣装も食器類なども、自然なものを取り入れる文化。
楷・行・草でいえば、草に当たるんでしょうか。
だから、見た目に派手さがないから、イマイチ外から見ていて分かりにくいらしい。
素人にユニークさが見えにくいというか。
でも、僕個人から見ると、それは今の時代だからこそ、
その哲学をいろいろ展開させたらオリジナルなものができるチャンスがあるようにも感じますが、
そう簡単ではないんでしょうね、たぶん。

彼も自分の国のことを真剣に考えるからこそ、いろんなグチになるんでしょう。
そのへんは、どこの国のひとも一緒ですね。

ほかにも、韓国人からみた中国の話とか、
北朝鮮と韓国の関係とかその中での日本の特殊な位置付けとか、
韓国の時期大統領の話とかまだまだいろいろありましたが省略。
勉強になりましたです。



プライドといえば、今のプロジェクトのクライアントも、
市のプライドとしての建築のデザインを最近ずっと言ってます。
でも、それが場所も時間も背景も全く関係ないクラシックな形を求めているので
まあ大変です。
モダンなもの、コンテンポラリーなものもプライドとして成りえるはずなんですけど。。
多少の妥協をするように見せかけて、少しずつクライアントの考えを変えていかないと、
というのが課題というか戦略というかそんな感じです。
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by ogawa_audl | 2007-10-07 11:38
2007年 10月 03日
あたまが重い
たぶんストレスがたまりつつあります。。
なんか毎朝軽い頭痛がするし、イライラしやすくなっている気がします。せっかち君になってます。

考えられる理由
1.プロジェクトのクライアントがクラシックなディテールを個人的な好みにより要求。
  あわやポストモダン復活。。さあどうする??
2.このプロジェクトから初めて一緒に仕事をしているプロジェクトマネージャーの上司が、
  かなりのおしゃべりでいつもギャーギャー叫んでて、仕事に集中しにくい。
  その上、僕のディスプレイを後ろから逐一チェックしていて、あとでいろいろ
  どうでもいいコメントをしてきてかなりうざい。(集中させてください。。)
3.天気が暗い。太陽が消えた。
4.カルシウム不足

ここ数週間、仕事が忙しくてコンペに頭が回らないのですが、
今回のリーダー役をお願いしたキーナン(プラダのメガネがトレードマーク)がやる気を出してきたので、
仕事の後、会議室をふたりで占領してデザインミーティング(ほかのメンバーはどこへ??)。
彼とはプロジェクトを一緒にやったことがないので、
どんなデザインが好きで、どんなコンセプトが好きなのかを初めて知る。
なかなか面白いセッションになりました。
そして、いい気分転換になりました(ホントは最初は疲れてて帰りたかった)。
彼のグラフィック力に期待(→彼のHP

来月からはもうひとつ別の町の市庁舎の設計が始まるようです。
これもコンペから関わっているので、どうやらそっちもかけもちになりそうな空気。
さらにデザインのスタディをした20階建てくらいのタワーも年明けから動き出しそうで、
そっちもそのままかけもちするみたいなことを言う上司のランドル。
さらにオフィス数棟、ホテル、マンション、シネコン、店舗など
なんでもかんでも含んだような巨大な再開発を一社でやることになったそうで
そっちにも声がかけられてるけどこれはやりたくない(5年くらいかけるらしいので)。
シアトル周辺は建設バブル継続中です(ボーナスは日本のバブルみたいには出ませんが)。

年末年始も忙しくなりそうです。
無視して年末はがっつり休み取りますけどね。
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by ogawa_audl | 2007-10-03 14:32