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2007年 06月 29日
コーヒーブレイク
仕事中に回ってきたネットの映像に心奪われてしまったので
ここでも紹介。
ときどき仕事と関係ないメールが
コーヒーブレイクと称して会社の中で回ったりします。

Theo Jansen(テオ・ヤンセン)という人をご存知でした?
僕は全く知りませんでした。
エンジニアかつ芸術家。オランダ人。

風のみの力で動く生物のような彫刻のような物体を作っています。
宮崎駿のハウルの動く城という映画がありましたが、
あの動く城のような足の動きが風の力だけで生み出されています。

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では映像でどうぞ




どんなひとなのか、日本語の解説はこちら
Theo Jansenさんのホームページはこちら

建築もこんなふうに、軽くて美しく動いたらいいのにね。
ぐにゃぐにゃ建築もいつの日か動き出すのだろうか。
それともカラトラバの建築が先に歩き出すのか。
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by ogawa_audl | 2007-06-29 10:32
2007年 06月 27日
また使ってしまった・・
休暇から戻って来たら、またスケジュールきつめのコンペが登場してました。
海岸沿いに建つ15,6階建てくらいのセクシーなタワーが求められているようです。
そんなわけで、セクスィーなビルのデザインを求めてリサーチしたりしてます。
プラスかけもちで、コンベンションセンターのプレゼンの材料作り。

昼休みに地元の建築系の書店へ。
気になった1冊だけを購入するつもりが、いつも通りまとめ買いに。

DETAILS IN CONTEMPORARY ARCHITECTURE
MECANOO(PIETRO VALLE)
CONEY ISLAND / THE PARACHUTE PAVILION COMPETITION
EMERGING TECHNOLOGIES AND HOUSING PROTOTYPES

など。
もともとの目的の1冊は、なかなか良くまとめられた本なので、軽く紹介。
世界の集合住宅を図面と写真とデータで、ビジュアル的にも分かりやすくまとめたもの。
例えるなら、子供のときに、
世界の動物図鑑とか世界の昆虫図鑑とか世界の恐竜図鑑とかあったじゃないですか。
それの集合住宅版(大人向け)、みたいな。

ザ・世界の集合住宅図鑑 です。

はい、こちらです。
D Book: Density, Data, Diagrams, Dwellings
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スペインの本なのでちょっとお高いですが、
集合住宅を考えるときにはお役に立ちそうでございます(設計でも論文でも)。
それぞれの集合住宅の周辺環境とか密度についても数値化して見せているのが画期的。
レイアウトもおもしろかっこいい。
南洋堂では扱っているみたいです。

仕事の後、マリナーズとボストン・レッドソックスの試合を会社の同僚と観戦。
イチローは打ったし、岡島もよかったし、城島もがんばってて、マリナーズも勝ったので
楽しめました。点を取られたら取り返す、なかなかエキサイティングな試合でした。
サービスで客席に投げ込まれたオマケのTシャツもうまくキャッチしてお土産もできました。ラッキー。
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by ogawa_audl | 2007-06-27 16:34
2007年 06月 25日
Discovery Park
天気もいいし、
海辺を歩きたくなったので、
シアトルの北西部にあるディスカバリーパークにハイキングに。
ここは自然の森が残された公園で、森の中を歩いたり、
海で遊んだりできます。
晴れていれば対岸のオリンピック山脈もきれいに見える。

久しぶりの潮の香りは
なんだか懐かしく、
ずっと匂いを吸い込み続けていたら、
アオサとかワカメとかを無性に食べたくなってしまう。

海岸線には無数の流木が流れ着き、
岬にはかわいい灯台小屋もあって、
絵になる場所です。
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さて明日からまた仕事。
いい気分転換ができました。
心身ともに疲れが取れたので、
バリバリ飛ばしていけます。
なんか頭もクリアな状態。
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by ogawa_audl | 2007-06-25 15:51
2007年 06月 25日
NY
今回は建築にそれほど特化した滞在ではなかったのですが、
いくつか見ることができた建築モノの写真をアップします。

ジャン・ヌーベルのコンドミニアム(日本でいうところのマンション)。
シャープでかっこいいです。いかにも、って感じです。
ダークな色の一部に、青とか赤とかの色を使っているので、
単純な箱としての建築を回避できています。
このシャープさ、
ディテール、プロポーション、素材、色、など微妙な違いなんですけど
なかなか真似できないんですよね。オープンはもうすぐのようです。
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ヘルツォーク&ド・ムーロンのコンドミニアム(タウンハウス)。
彼らのアメリカ初の住宅系プロジェクト。NYでも初のプロジェクト。
メタリックグリーンに光るフレームが、NYの中でも異彩を放っています。
単純な形態なのに存在感がある。
地上部分には、ガウディを思わせる装飾的な柵。
こちら
でパースとか図面とか見れます。
有名な建築家のデザインで、付加価値をつけて高く売るんでしょうきっと。
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このすぐ隣でも新しいビルの建設が。
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そして道を挟んで向かいにも、ファサードがデザインされたビルが。
設計は誰なのかちょっとまだ調べてなくてわかりません。そのうちまた。
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ノーマン・フォスター設計のオフィスビル。
サステナブルで高い基準を満たした点で有名です。斜めの構造体によって鉄骨の量もかなり
少なくなっているそうな。地上部分のホールのエスカレーターが斜めに走っていて珍しい。
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SANAA設計のニュー・ミュージアム。建設中です。
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Arquitectonica設計のウェスティン・ホテル。タイムズスクエアの派手でにぎやかなエリア
にあるので、それほど違和感なかったです。
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レンゾ・ピアノ設計のニューヨーク・タイムズ・ビル。軽くてディテールがきれいなハイテック建築の
極みでしょうか。サステナブルにもかなり考慮してあるらしいです。セラミック・チューブを使ったサンシェイドが特徴的。
でも個人的にはこの種の建築には最近あまり驚きと感動がないんですが。
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音楽の殿堂、リンカーンセンターでは、ディラー・スコフィディオ・レンフロによるリノベーション
の建設が始まっています。工事現場の壁に貼られたパースを写真におさめました。
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SHoP Architects設計のコンドミニアム。
古い倉庫だったビルもその味を生かしてリノベーション。
黒いボックスが少しずれて既存のビルに乗っかっているのがおもしろい。
ずれていることで、既存ビルの屋上には植栽をするスペースが十分にとれているようで
地上からも緑が見えます。
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暑かったので、水を使ったランドスケープに癒されたり。
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NYは思っていたよりもリノベも含めた新しい建設が進んでいるようでした。
でも設計者はビッグネームばかりだったような??逆に現在のシアトルの建設バブルを再認識。
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前回NYに来たときも夏だったんですが、NYの夏は暑いですね。日本の夏に近いです。
シアトルの気候に慣れた体にはこたえます。
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by ogawa_audl | 2007-06-25 14:11
2007年 06月 14日
Noon Forum
うちの会社では、平日の昼休みに自由参加の勉強会みたいなものがあります。
外部の人が新製品の説明に来ることもあれば(ランチ付きが魅力)、
社員がなにかテーマをきめてレクチャーしたり(ジュースは出る)。
例えば、サステナブルをテーマにした映画を見たり、
新しい技術や素材の説明をしたり、
新しいソフトウエアを紹介したり、
旅行で撮ってきた写真をスライドで見せたり、などなど。

いつもは見ている側なのですが、
今日は初めて見られる側に。

春にやったコンペの2作品の紹介を頼まれたので、
軽く引き受けたのが運のつき。
ボランティアの余計な仕事が増える羽目に。
スケッチをスキャンしたり、パワーポイントを作ったり。
おかげで今日は寝不足。しかもソファで眠って風邪気味。

終わってみれば、
来てくれたひとはみんな楽しんでくれたみたいでよかったです。
自分たちのアイデアに驚きや共感をもらうと素直にうれしいものです。

社内でデザインとか新しいことに情熱を持っているひとが
だいたいどのメンバーなのか分かってきたのも収穫。
日常の退屈なプロジェクトで鬱憤が溜まっている若手、
そして数人のデザインに熱いプリンシパル、というメンバーが主でした。

終わってから、
「これからもコンペしてどんどん見せ合っていこうぜー」
みたいな話を若い連中でしてました。

新しい流れが出来たかな。
いい傾向だ。この調子。

個人的には業務の後にビールでも飲みながら
くだけた感じで
あーだこーだ言うほうが好きなんですけど、
それはこれから徐々に。



ストレスから開放されて、
今週末から1週間の

バケーショーーーン!

NYに行ってきます。
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by ogawa_audl | 2007-06-14 11:10
2007年 06月 09日
祝杯
最近終わった市庁舎のプロポーザル2つ。
そのうちのひとつはまだ結果待ちなのですが、
片方は連絡が来て、見事Winnerとなったようです。

最終に残っていた対抗馬は地元でリージョナルの代表みたいなM/H社と、
最近いけいけのMG2社。
それほど大満足したプレゼンボードではなかったので、どうかなーと思っていたのですが、
勝ててよかったですね。
でも、正直負けちゃだめだなと考えていたので、ほっとした部分のほうが大きい。
地元で負けるわけにはいかんのです。
全米、そして世界で戦っていける状態までうちの会社のレベルを引き上げたい、
というのがちょっとした野望だったりするので。若造がえらそーですが。
でもどうせやるなら、そういう気持ちでやるってことです。

昼過ぎに当選の連絡が来た後、今回のチームのボスのWalt(ハンター系)が、にやにやしながら
「コーヒーでも飲みにいこう」
というので、仕事に追われていたけど、まあちょっとぐらいなら、と思って
一緒にやったJim(ディテール大好き系), Randal(オランダデザイン大好き系)と連れ立って4人で外へ。
そのまま会社の向かいのバーへ。
はい、ビールですね。カフェインじゃないですね。アルコールですね。
日当たりのいい外の席で、4人で乾杯。昼の2時過ぎに。
シアトルの夏は湿気がなくてさわやかで気持ちいい。

この仕事をしていると、プロジェクトを勝ち取らないと会社で仕事が増えないというのがよくわかる。
組織事務所になると、例えばアーキテクトの資格を持っていても、
デザインを得意とするひと、
プロジェクトマネージメントを得意とするひと、
ディテールなど図面を得意とするひと、
大事な場面でのプレゼンテーションを得意とするひと、
などいろいろ。
ほかにも、素材の専門家、現場管理、マーケティング、事務系のひとなどいろんなひとがいる。
デザインの部門でも、
建築(最大派閥)、アーバンデザイン(少数精鋭)、インテリアデザイン(最近規模拡大)がいる。
どのひとが欠けても、うまく回らなくなる。どこかにしわ寄せが来てしまうから。
そういうみんながまた楽しく仕事ができるということを考えると、
面白げなプロジェクトを勝ち取るのは、なんか貢献できたようでうれしい。
そして、いい仕事をした結果が、クライアント、さらに一般のユーザーへとつながっていくのでしょう。

1時間くらいしゃべりながらビールを二杯。
いい気分で仕事に戻って遅れを取り戻すべくスピード最大でやったものの、
1時間ちょっとの残業でした(金曜はみんな残業しない)。
傍から見たら、赤い顔してへらへら仕事しているように見えたかも。
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by ogawa_audl | 2007-06-09 21:40
2007年 06月 07日
最近みたもの
週末に友達カップルに誘われてシアトルの動物園に。某コンペの下見もあるかもね。
実は動物園へ行くと、精神的にやられてしまっている動物を見る羽目になって
あまり好きな場所ではなかった。
でも、シアトルの動物園は完璧ではないにせよ、一般的な「檻」のイメージはほとんどなく、
なかなか学ぶところの多い動物園でした。

実はこの動物園、シアトルのランドスケープアーキテクトの事務所Jones & Jones
による設計(ホームページではパンダが動いてます)。

この動物園の特徴としては、断面をうまく使うことで、人と動物、肉食動物と草食動物、など
接してはいけないところを、仕切りを使うことなく処理している。
たぶんお堀みたいなものなのですが、その前後に植栽がされていて、
見ている側からのパースペクティブでは、そのお堀の存在が感じないようになっている。
ずーっとなだらかな丘が続いているように見えるわけです。
シアトルの気候もそれに貢献しているものあると思います。緑がすぐに育つので。

予想以上に広かったのもよかった。

その夜は、シアトルの和定食屋さん、たこ八のラストデイに行く。
ちょいちょい仕事の後に晩飯を食べに行っていたし、おばちゃんとも顔見知りになって
いたので、なくなるのは寂しいけど、料理を取り仕切っている旦那さんが高齢でリタイアという
ことなので仕方ない。ここの揚げ物とかハンバーグとかソースとかは最高でした。
約20年の歴史の中で、僕らが最終日の最後の客でした。

火曜。
仕事の後、UWの修士設計の発表を覗きに。
後輩のsuna君の発表を見る。
ちゃんとしゃべれてて関心。
内容は、コンドミニアムやオフィスビルががんがん建設されているシアトルの
サウスレイクユニオンという敷地で、ハイライズの一般的なコンドに対するオルタナティブとして
敷地いっぱいに建ててその分、低層で内部に立体的な共有スペースつくるという提案。
高層の場合と同じだけのユニットを提供するため、各ユニットは小さくなる。
提案したものは、6層の建築。
リアリティを求めてきちんとプランを描いている。
でも、実際どういう空間になるのかなかなか見ている側に伝わりにくかったかもしれない。
CGよりも中が覗けるでかい模型があるといいんでしょう。とくにこういうタイプの提案では。
でもそれをするための時間もお手伝いさんもいないのがアメリカの大学の難しいところ。
ぐにゃぐにゃ建築も含めて、CGによるプレゼンがアメリカの大学で多いのは、そういう事情も
少なからずあるような気がします。
リアリティという部分では、
でかいユニットに慣れたアメリカ人に対して、ユニットが小さくなる、というマイナス点を補うだけの
魅力なり意義なりを感じさせるのが難しいのかもしれない。
日本やヨーロッパではすんなり想像してもらえる背景があるように思う。
でも、アメリカでやるからこそ、新しいともいえるのでしょう。

なにはともあれ、お疲れさまでした。修了おめでとう。

ほかにも3、4つの発表をちらっと見て回ったけど、
やはり製作時間が短いからか。ごりごりやっている感じまではなかなか到達できていない。
この点は、昨年の自分もそうだったので、よく理解できる。

そんな中、台湾人のポー君は、全体的に密度の高いモノを作り上げていた。これには正直驚いた。
ランドスケープと建築が一体になった、住居を中心とした巨大な複合建築。
見た目、ちょっとスカルプチャーパーク。敷地は台湾だったかな。
ランスケデザイナーの友だちSさんの修士設計に少し似たかんじ。
ポー君はうちの会社で夏から働くらしい。再開が楽しみ。
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by ogawa_audl | 2007-06-07 23:39