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2007年 05月 28日
ひとやま越えて
ここ2ヶ月くらい
市庁舎のプロポーザルを2件
立て続けにしてます。
1つめのほうは、プロダクションもほぼ終わってあとはプレゼンテーションを待つのみ。
2つめのほうも、内容は決まってプロダクションの大詰め。これもほぼゴールが見てきています。
そしてどっちもプレゼンテーションは6月初めの同じ日。
どっちもメインでしゃべることになるボスのウォルトは大変そうです。
うまいこと午前と午後なので、急いで移動することになりそうで。しかも途中フェリーで。
自分はというと、もちろんしゃべる必要はなさそうですが、
会場とか見ている人の反応に興味があるのでできるだけその場に参加したいと思っています。
使用するひとたち、管理するひとたちの反応が知りたい。どう映るんだろう。

今週末はアメリカでは数少ない祝日が重なって3日連休。
ゆっくりしています。
たまった本を読んだり、スポーツジムで汗を流したり、
友達と飲んだり、誕生日パーティ行ったり。

先週、シアトルの紀伊国屋でたまたまGA JAPANが並んでいたのを発見して、
5冊くらいざっと立ち読みして気になった号を購入。
GA JAPAN 79 (1年前のものです・・アナログ情報の伝達には今だ時間と距離の関係が・・)

これが読み物としてもとても興味深いことが書いてあって面白い。
ちょうど今の自分が興味あるところとか、
仕事のプロジェクトで今後やりそうな種類の公共建築について取り上げられている。
建築とランドスケープとの関係とか、
モダニズムと現在との関係とか、
市庁舎とか劇場のコンペ特集とか。

藤森照信さんの目で見る現在の総括が面白い。
そしてやはり、伊東豊雄さんとSANAAは際立っている。
見ていて自分でも感性でそれは感じていたけど、
藤森さんにきちんと歴史のコンテクストを含めて説明されると
なるほどな、という感じ。
四角いキューブを重ねるイメージのあった山本理顕さんのデザインは、なんか伊東っぽくなってきている。
「原っぱ」という言葉がいろいろなところで出てきているのに少し驚いた。
青木淳の著書「原っぱと遊園地」は、ある転換期を的確にとらえた歴史的一冊になるのかもしれない。

藤森さんの言葉で、ザハとかスノヘッタの曲線と伊東豊雄の曲線の違いがクリアになった。
そういうことだったのか!

モダニズムが理性と定量化によってなされていたとすると、
現在の建築界の先端は、感性へと向かっているように見える。
でも、モダニズムの理性を通過した上での感性。だから共有され得る感性。

結局「きもちいい」ものをひとは求めるのだろう。
お金もその行き先を考えると、「きもちよさ」を得るための手段。
気持ちよさ、もいつか定量化されていくのかどうなのか。。

通読したらまたまとめてみようと思います。毎度のことながら自分の記録用ですが。
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by ogawa_audl | 2007-05-28 06:23
2007年 05月 07日
SAM (Seattle Art Museum)
5月5日土曜

リニューアル・オープンするシアトル美術館を見に行く。
シアトル建築同好会のメンバーで。
今回の参加は思ったよりも少なめ。
でも、最近シアトルに来たばかりのCさん(日本でインテリア系勤務の後、建築留学目指して英語勉強中)とか
アメリカ旅行中のMさん(つい最近まで東京の某有名若手事務所に勤務)とか
新しいメンバーも加えてフレッシュな顔ぶれ。

この土日のグランドオープン中は、美術館の入場はタダ。
事前に少し並んで、入場時間指定のチケットをもらえば入れる。

面白いと思ったのは、
土曜の朝10時から、「36時間連続」でオープンしていること。

だから、気が向けば夜中や朝方に美術を鑑賞することも可能。
昼も夜もかなりにぎわっていました。
それが波及してなんとなくダウンタウン全体の人通りが多かったように見えた。
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美術館をみんなで見た後、近くのタイレストランで昼ごはん。
その後解散して、残った何人かで、ぶらぶら買い物したり、
旅行中のMさんと再度合流してシアトルのビューポイントを巡るドライブをしたり。
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夜は中華街で中華食べて
クインアンで夜景を見て、今日の日程終了。
Sさん運転お疲れ様でした。

今週末は全く仕事しない週末。
ちょっと観光気分。
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by ogawa_audl | 2007-05-07 01:13
2007年 05月 04日
お仕事です!
今週からまた新しいプロポーザルに参加。
またしても市庁舎。
こんどはもう少し大きめですがでもせいぜい3階建てくらい。

敷地はロードサイドショップなどが建ち並び、
それに付随して駐車場がどでーんと広がっているようなところ。

タウンセンターとしての建築をつくることによって、
いかにこの環境を将来的に変えていくかというところに興味があった。

敷地内だけでなく、その周辺環境のゴールとなるストーリーとスケッチを
したら、なんか気に入られて採用された。
うちの会社で現在足りない部分はこのストーリーとかコンセプトをつくる部分。
そこにちょうど自分のやり方がうまくはまってきている気がする。
日本にいるときから都市の経年変化とかに興味をもって
考えてきたのがここに来て役立っているのかも。
今回と前回のプロジェクトのまとめ役のパートナー(重役)のWさんは
きちんとペーペーの僕の話も聞いてくれるし、気に入ったら即採用みたいな
スピード感があって、やりやすいし楽しい。
しかも、毎日自分でやりたいように仕事させてもらえている。

ここ2週間ほど仕事が楽しくて一日が過ぎるのが早い。
快適な労働環境である。
来年以降の労働ビザも出たっぽい。
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by ogawa_audl | 2007-05-04 16:21
2007年 05月 04日
SAM 1
水曜、夕方4時から
今週末にリニューアルオープンするSeattle Art Museum (SAM)を
一足先に見てきました。図面はこちら

実はこの増築、
Allied Works Architecture
というオレゴン州ポートランドの設計事務所が
デザインしたのですが、実施図面のほとんどと一部のデザインはうちの会社がやったらしい。
(まあ下請けみたいなもんですが。ダウンタウンの図書館のときもそう)
ということで、プレオープンを会社全体のツアーで1時間ほど見学。
NYのMoMAなんかにはとてもかなわないけど、なかなか充実した美術館に
仕上がっていました。
あるひとのコメントが的を得ていました。
「あぁ、ようやく都市で生活しているって感じがする!」

展示までゆっくり見る時間はなかったので、土曜日にまたじっくり見たいと思います。
混みすぎてもっと見ずらいかもしれませんが。


木曜、仕事のあとに、
会社で今すぐ隣に座っているKさんにディナーに招待されたので
行く。
レストランで旦那さんとともに3人でご馳走になったあと、
お宅でいろいろなコレクションを見せてもらう。
この方々、かなりの日本贔屓で、
日本の骨董系に興味あるみたいです。
で、少し前にその話で盛り上がっていたら、僕が呼ばれたみたいで。
旦那さんのDavidさんはほんとにまあ、いろいろ持ってるんですが、
中でも熱く熱く語られ見せられたのが

根付(ねつけ)

知ってました?
僕は知りませんでした。
象牙とか木とかで出来た親指くらいの小さな物体。
それぞれかなり精巧な細工が施されてある。
1個でトヨタの車1台買えるらしい。
それがきれいに箱の中に10個以上並んでいます。
金額的には車が箱の中に10台以上並んでいます。
かつて日本人が着物きて生活していたときに、
腰に下げる小さな物入れとか印籠とかの紐にくっついて
いたものらしいです。

奥さんの好きなのは、いろいろな木で出来た大小の器とか、
竹細工の籠とか。
そっから建築の形とか思い浮かべているところが、同じ業界人ってことで。
でも、日本の工芸作品とかから建築の形をイメージするというのも
ありかもなあと思いました。

ご馳走になってしまったけど、お金は出させてもらえなかったので、
次回、僕がお邪魔して、抹茶を立てるということになりました。
ちょうど木の箱に入った抹茶セットがアパートにあるのです。
器もちょうど2つ。
冷蔵庫に抹茶の粉もありました。

しかも彼らの家までうちのアパートから徒歩7,8分。
ご近所さんです。
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by ogawa_audl | 2007-05-04 16:00