2008年 08月 20日
コンペ続き
下の提案のアイデアですが、建築が自然の中に暴力的に建ち上がるのであれば、
そこにもともと住む生物たちにも何らかのプラスが生じないといけないと思い、
ガラスの外側から内側へと洞窟のような巣穴が大小さまざまに入り込んでいる。
内部空間では、その巣穴の上部が棚とか家具になる、というもの。
ついでに、ガラスなので動物と人とがお互いの生活を観察し合う。
中庭と内部空間の入り組んだ平面によって、動物と人との見る・見られるの関係が対等になる。
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そんな感じの提案です。
ちょうど、自然の中の岩の表面や下の隙間に動物が住み着いているようなイメージ。
かつての伝統的な建築では、軒下や床下などに動物たちが取り付く島があった。
けれど、モダニズム建築の表面が、つるんと垂直な面になってしまったことによって
ヒト以外の生き物を寄せ付けないものになってしまった。それに対するアンチテーゼ。
以前、吾妻の別荘にお邪魔したときに、近くの木造の小屋の壁が無残にキツツキの穴だらけ
になっていたのもちょっとしたヒントになりました。
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by ogawa_audl | 2008-08-20 10:48


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