1週間の夏休みから帰ってきました。太平洋の真ん中に浮かぶ島。ハワイってやつです。
薄い水色の透明な海で泳いだり、火山とそこからの流れ出す溶岩を見たり、
サーフィンやってみたり、海沿いをドライブしてみたり。
思っていたほど蒸し暑くもなく、風が心地よかった。
今まで考えたことがなかったハワイの歴史や文化や地形に興味をもちました。
単なるリゾート地ではなかったんですね。
また行きたいか?と問われれば、また行きたいですっ、と即答です。
まだまだ見られなかったところも多いので。
ハワイ島の活発な火山が創り出す風景も圧巻でしたし、
オアフ島の東岸のそそり立つ緑の山とそのすぐ下の美しいビーチや小島の風景も
リアリティがなくてよかったです。
戻ってきて思ったのは、リピーターが多い場所や街には共通して
何らかの独特のエネルギーや多様性があるということ。
ハワイもそうだと感じたし、アメリカの都市ではNYなどもそう。
日本だと沖縄とか京都なんかがそう。
逆に大きな都市や観光地でも、一度行ってみると、もういいかな、と感じるところもある。
その違いはまだ抽象的な感覚でしかよくわからないのだけど、
それを明確な要素として浮かび上がらすことができれば、都市計画や都市再生、町おこしなど
に役立つのかもしれない。
福岡伸一の著書「生物と無生物のあいだ」によると、
NYでは、その地下深くにある巨大な岩盤から絶え間なく発せられる低い振動が
人間の血液の流れとシンクロしそれを強め、ひとびとを高揚させるのだという。
南の島から北の涼しいシアトルに戻ってきたので、
気分を入換えてリアルな世界でビシビシいきます。