2006年 09月 25日
居住かんきょう
土曜の朝、前日のドタバタと友達と夜中まで飲んだアルコールも手伝って
爆睡していたら、家のブザーが鳴り、起こされる。
誰じゃい・・と思いながらやや不機嫌に応対すると、
ネットをつなぎに来てくれた業者のおやじ。
そういえば、土曜の午前に来ることになっていた。
すっかり忘れていた。最初不機嫌な上に少し待たせてごめんよ、おやじ。
これで、家の中で必要なものはほぼひと通りそろった。
ネットが家にようやくつながったのはでかい。
もういちいち近所のカフェに重いパソコンをかかえて行く必要はなくなった。
テレビもちゃんとつくし。たぶんあんまり見ないと思うけど。ニュースくらいかなあ。

一度起きてしまったら、二度寝がうまくできない体質の自分。
軽く頭痛のする重たい頭のまま、雑用をこなしにまちへ。
ふらりと立ち寄ったレコード屋で、仕事用にとCDをあさる。
そんなにしょっちゅうは買わないけど、買うときは視聴しまくって
気に入ったのがあればまとめ買い。以前からほしかったものもまとめ買い。
Corinne Bailey Raeというイギリスの新人の女の子の歌を以前から聴きたかったから
ちょっとうれしい。なんちゅうか、正統派でうまい。
個人的にはNorah Jones以来久しぶりに初めて聞いたときに「ぞぞっ」って感じた歌声。
アメリカのラジオからかかる現在のアメリカ生産の曲はどうも自分には心地よくない。
全体的にヨーロッパの曲ほうが今の自分にはしっくりくるのはなんでだろう。

今日、会社でちょっと作業する予定だったけど、頭が重たくてうまく発想が出てきそうに
ないからやめて家に戻る。
夕飯作って食べる。ポークステーキとサラダとご飯。
換気扇ないから、狭い家の中がにんにくのにほひで充満。
寒いけど窓あけて換気。古い建物だからか、この家には
キッチンにもバスにも換気扇がない。自然換気ってやつです。

寝る前、CD聞きながら新しいプロジェクトのことを考える。
ずーーーっと平坦な大地が続くような田舎の土地の大学のようだし、
周辺にそんなに高い建物もないから、キャンパスのなかに、
丘のような建築がつくれたら気持ちいいかな、となんとなくイメージする。
地平線に沈む夕陽とかを見ながら、丘の上に座って
若い学生たちやカップルたちが日常のこととか未来のこととか語りあったり。
そういう場所ができたらいいな、となんとなく思う。

シアトルにしばらくいることを覚悟したせいか、
最近よく、ここから発信できる建築について考える。
現在のアメリカノースウエストの地域的な建築とされているのものは、
太い構造体をデザインの一部として見せて、ガラスとかガリバリウムとかを
多用しているという印象。でも、それとは違ったものを作りたいと思う。
例えば、霧のような雨が多くて水が多くて緑が豊かな土地なので、
南の乾いた土地では出来ないような緑化が可能だと思う。
この土地の緑と水の美しさを未来に残していけるような建築を提案して行きたいなと思う。
これが今の自分が考えるシアトル発信のリージョナリズム。
光が弱いから、カーンのキンベルやソーク、あるいはシザの建築のような
コントラストのある光を使った空間は難しそう。
もちろん、美しい光の空間づくりはずっと意識していくだろうけど。
しばらくラテンの国の光の空間に興味を持っていたけど、
北欧の光の空間について、もっと勉強しないとな、と思う。
次の旅はそっちのほうになりそうだな。いついけるかわからないけど・・・。
とりあえず今は、この土地でしかできないことを考えたいと思う。
その例として、シアトルでもうすぐオープンするSculpture Parkとか、
バンクーバーで建設中のConvention Center Expansionとかが考えられるかな。
それに、このまちでは、GGNのような優れたランドスケープ・アーキテクトの事務所も
あるしね(昨日一緒に飲んだ彼はここでばりばり働いてる!)。
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by ogawa_audl | 2006-09-25 00:24


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