人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2005年 06月 05日
Final Review

金曜日の朝8時からスタジオのファイナルレビューがありました。
朝8時って・・おいおい、と当初思ったものの、今学期は卒業シーズンということもあり、
修士設計の発表も時期的に重なって、部屋を取るのが難しいため、そこは仕方がなかった
ようで。

今学期とったスタジオは非常勤のアンソニー・ペレッキア先生のスタジオで、
テーマはART BOOK LIBRARY。
ただ全体的なデザインをするだけでなく、構造や設備等のシステムも同時に考える、
というのが今回のスタジオの裏のテーマであったりしました。そのため断面ディテールや
アクソメのディテールが求められたりしました。もちろんそのための指導もあります。

実は前の学期までは、神戸の院に2年在籍してきたせいか、1年目のスタジオではなく、
2年目のスタジオに入れられてしまいました。そして春になると2年目の学生は
修士設計の時期に入るため、スタジオの授業がない・・。というわけで順番は前後しますが、
1年目のスタジオをとったわけです。

2年目のスタジオはある程度自由に任せられているという印象ですが、
1年目のスタジオは、ほかの授業とセットになっていて、例えば今回は、
建築の設備や構造などのシステムの授業と連動してます。
ということでその辺りのディテールの表現や理解が求められたわけです。
それによってある程度の制限は生じていましたが、リアルなものを考える上では
よかったかな、と思っています。

さて発表はというと、直前の2徹などが功を奏してまあまあ納得のいくものが
できたかな、と思っています。今回のレビューは朝からだったので、
ワインなどが置いてなかったものの、アルコールなしでも好き勝手に言いたいことは
言ったし、それも伝わったようなので満足です。一人当たりの発表時間も20分くらい
あったのであせる必要もなかったですし。発表しながら対話をするにはやはりこれくらいの
時間は必要だろうと感じます。

ほかの学生たちのプレゼンも、全て手描きであったり、完全にコンピュータであったり
とそれぞれの味を出していて見ていて面白かったです。ちょっと敷地の分析や都市的な
視点が弱いかな、とは思いましたが。

休憩も挟みつつ、昼の2時前に終了。
その日の夜はアンソニーの自宅にみんな呼ばれてバーベキューパーティーということに。
それまでは、皆睡眠をとってたようで。僕も1時間の仮眠をしてからワインのボトルを
携えて行きました。
Final Review_b0021501_22534834.jpg


by ogawa_audl | 2005-06-05 13:23


<< そして打ち上げ!      とりあえず >>