無事シアトルに到着しまして、
今年は無かったな、あれが
と思ったのもつかの間、翌朝金曜の3時ごろに目が覚める。
背中が痛い。
頭がくらくらする。
ああ、やっぱり今年もか。
毎年恒例の年末年始の風邪。
だいたい1日か2日寝込む。
インフルエンザじゃなければいいなと思いながら、
とりえあずルルを飲んで目覚ましが鳴るまで様子を見る。
再び起きても回復の兆しなし。熱は相変わらず38度超。
ベッドからパソコンまでの数歩がすごく遠い。
会社のチームに休む旨をメールし、また眠る。
土曜になってようやく37度まで熱が下がり、体も脳も動けるようになりました。
脳の動きはまだ70%といったところでしょうか。だからまだ読書も思考もうまくいかない。
毎年起こるこの儀式。
きっと前年一年間の古い身体を全く新しい身体へとリセットさせる儀式なんだ
なんて前向きな妄想はさておき、現実的に考えれば、
細菌で満たされた密閉空間に長時間拘束されることになる長距離移動が
その原因であろうことは疑いの余地はないと思う。
特に冬は風邪のシーズンであり、他の季節よりも風邪ウィルスがいつもよりも多めに舞っているはず。
対策をすればいいんだけれど、移動中ずっとマスクをするのも気乗りしない。
だから普段通りのまま胸いっぱいに酸素を吸い込みながら移動を楽しむ。
酸素と一緒にその他いろんなものたちも吸い込む。
今年こそはやられないぞ、と密かに期待しながら。
しかし毎年のようにやられているわけです。
(今からルルとビタミン剤飲んでもう一寝入りです)